【新華社北京11月9日】中国北京市の東単北大街にこのほど、料理人のいないファストフード店がオープンした。利用者は店に入ると、電子注文機でメニューを選び、支払いを電子決済する。数分待つと、調理ロボットが作った料理が出てくる。
スマート調理ロボットは材料の投入から調理、洗浄まで、料理の全プロセスを自動で行うことができ、料理人やホールスタッフを配置する必要がない。料理の原材料も安全で確かなサプライチェーンを通して集中的に生産、加工され、コールドチェーンで店舗まで配送されることで、食品の安全性を保証している。この店舗には現在、スマート調理ロボットが7台あり、「魚香肉絲」(豚肉、キクラゲ、ニンジンなどの細切り炒め)や「手撕包菜」(キャベツ炒め)、マーボー豆腐など、数十種類のメニューで、一定の味付けの料理ができるようになっている。