【新華社北京11月2日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は1日、要請に応じて米国のトランプ大統領と電話会談を行った。
トランプ大統領は次のように述べた。両国元首が直接的な意思疎通を常に行うことは非常に重要であり、われわれは常に連絡を保つ必要がある。米国は米中経済・貿易協力を重視しており、対中輸出を引き続き拡大していきたい。両国の経済チームは意思疎通と交渉を強める必要がある。私は米国企業が第1回中国国際輸入博覧会に積極的に参加することを支持する。
習近平主席は次のように述べた。中国は、中米関係について原則的な立場を繰り返し明らかにしてきた。双方が、私と大統領が達成した重要な共通認識に従い、中米関係の健全で安定した発展を促進することを希望する。われわれは二人とも、中米関係の健全で安定した発展と中米経済・貿易協力の拡大を願っている。われわれは、こうした願いを現実に変えるため努力しなければならない。
習近平主席はさらに次のように指摘した。中米経済・貿易協力の本質は互恵・ウィンウィンにある。中米双方にはここしばらく、経済・貿易分野でいくつかの食い違いが出現し、両国の関連産業と世界の貿易はいずれも不利な影響を受けた。これは中国が望まないことだ。中国は間もなく第1回中国国際輸入博覧会を開催する。これは輸入を増やし、開放を拡大する中国の前向きの意思を示すものである。数多くの米国企業による積極的な参加を喜んでいる。中米双方には過去にも協調や協力により経済・貿易の課題を解決した前例がある。両国の経済チームは接触を強め、双方が関心を寄せる問題について協議し、中米の経済・貿易問題で双方が受け入れられるプランをまとめるよう推し進めなければならない。
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