中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は現地時間13日午前、タジキスタンの首都ドゥシャンベで同国のラスルゾダ首相と会談した。(ドゥシャンベ=新華社記者/李涛)
【新華社ドゥシャンベ10月14日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は13日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで同国のラスルゾダ首相と会談した際に、「一帯一路」構想とタジキスタンの発展戦略との結び付きを強め、共に両国の善隣友好関係や各分野での実務協力を前進、発展させていく意向を表明した。
李克強氏は会談で、①経済・貿易、投資における協力の拡大②相互接続の強化③農業協力の拡大④ビジネス環境の改善⑤人的・文化協力の深化⑥上海協力機構(SCO)の枠組み内の協調・協力の緊密化-の6点をめぐり、具体的な協力策を指摘した。
ラスルゾダ氏は、タジキスタンが「一帯一路」建設に積極的に参加し、双方の貿易やエネルギー、交通、農業、投・融資分野における実務協力を深化させていきたいと表明。両国関係の健全かつ安定的な発展を継続して推進していきたいと訴えた。
会談後、両氏は共に、政治や経済・貿易、税関、地域協力などに関する複数の二国間協力文書の調印に立ち会った。
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