【新華社成都10月10日】中国政府のイノベーション奨励策「大衆創業、万衆創新」(大衆による起業と万人によるイノベーションの意、「双創」と略)の推進を狙いとしたイベントウイークが9日、四川省成都市で開幕した。李克強(り・こくきょう)中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理は同イベントに重要な書面指示を出し、次のように指摘した。ここ数年、各方面による共同努力の下、「双創」活動は勢いよく発展し、イノベーション潜在力と市場活力の喚起と雇用創出に積極的な役割を果たした。新たな情勢を前に、習近平(しゅう・きんぺい)新時代の中国の特色ある社会主義思想を導きとし、「放管服改革」(注)をさらに深め、知的財産権保護制度の建設をさらに強め、市場化・法治化・国際化された起業・イノベーションのエコシステム(生態系)を各種の市場主体のために構築しなければならない。またインダストリアル・インターネットのプラットフォームとしてのサービス能力を高め、「ネットワーク+社会民生」の健全な発展を推進し、公共サービスを改善し、人民大衆に潜んでいる限りない創造力を発揮させ、新たな原動力育成の加速や中国経済の革新力と競争力の向上のためにより強固な基盤を築かなければならない。
9日、イベントの開会式に出席した韓正(かん・せい)中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理。(成都=新華社記者/龐興雷)
韓正(かん・せい)中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理はイベントの開会式に出席し、談話を発表した。
注:「簡政放権、放管結合、優化服務」の略で、行政の簡素化・権限の委譲、規制緩和と管理強化の結合、サービスの改善を指す。
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