中国の李克強国務院総理は9日、北京の人民大会堂で中国を公式訪問したアンゴラのロウレンソ大統領と会見した。(北京=新華社記者/姚大偉)
【新華社北京10月10日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は9日午前、北京の人民大会堂で中国を公式訪問したアンゴラのロウレンソ大統領と会見した。
李克強氏は、中国とアンゴラの実務協力の先行きが開けていると指摘。双方は次の段階で、発展戦略の結び付きを強め、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果の実践に励み、協力モデルのイノベーションを図らなければならないと述べた。また、投資保護協定の調印を加速させ、産業や貿易、インフラ建設など重点分野での協力を進め、民営企業の役割をさらに引き出すことで、両国の互恵協力の高度化を推進し、両国民に多くの恩恵をもたらすべきとの考えを示した。
ロウレンソ氏は、アンゴラはFOCAC北京サミットで得られた前向きな成果を高く称賛すると述べ、中国と水力発電所や電力網、道路、鉄道などインフラ分野での協力を強化したいとし、中国企業がアンゴラで投資や事業を行う上で良好な環境を提供していく考えを示した。
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