5日、娘たちを連れて市場を訪れ、果物を買うビクトリアさん(左から1人目)と夫の尹訓衝さん。(新華社記者/彭源)
中国内モンゴル自治区満洲里市に住むロシア人女性、ビクトリアさんは2010年、夫となる尹訓衝(いん・くんしょう)さんと出会い、恋に落ちた。満洲里市の急速な発展と国境貿易の活発化を目の当たりにした2人は、同市で生活することにした。現在、尹訓衝さんは観光業を立ち上げ、2人の娘の母となったビクトリアさんも同市の中ロ互市貿易区でロシア製腕時計の店を営む。ビクトリアさんは中国で暮らすうちに中国語が話せるようになり、中国の文化も好きになっていった。時間があれば家族でお茶を楽しみ、本場の中華料理を味わうなど、幸せな日々を送っている。