【新華社北京9月5日】日本の「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている人気漫画「ONE PIECE」の企画展「Hello,ONE PIECE」が中国に初上陸する。北京で5日、記者発表会が行われた。
記者発表会であいさつする中国人民対外友好協会の宋敬武副会長。(新華社配信/中国人民対外友好協会提供)
主催する中国人民対外友好協会の宋敬武(そう・けいぶ)副会長は今回の企画展の開催を高く評価し、期待の意を示し「ONE PIECE」は世界的な影響力を持つ漫画作品で、勇気を持って夢を追う精神は若者にプラスの影響を与えていると指摘。記者発表会がちょうど中日平和友好条約締結40周年という節目の年に行え、今回の企画展を通して中日両国が友情を深め、手を取って互恵・ウィンウィンの素晴らしい未来を築くことを望むと語った。
集英社の広野真一常務取締役はあいさつの席上、今年はちょうど「週刊少年ジャンプ」創刊50周年で「ONE PIECE」は1997年に連載を開始してから20年余りトップの座を維持し、世界の漫画ファンに愛されていると述べた。
「週刊少年ジャンプ」の中野博之編集長は、中国のファンにとって今回の「Hello,ONE PIECE」展は漫画家の尾田栄一郎氏の圧倒的な画力や尾田氏が造り上げたキャラクターとストーリーの魅力を余すことなく体感できる絶好の機会になると紹介。展示内容について、漫画やイラストだけでなく、仮想現実(VR)装置を使い尾田氏がイラストを描き上げる様子を体験できるコーナーなども設けられていると語った。
記者会見後、記念撮影をする出席者。(新華社配信/中国人民対外友好協会提供)
尾田氏監修の「Hello,ONE PIECE」展は中国大陸では深圳市を皮切りに6都市で18カ月にわたり開催される。同市では11月3日から2019年1月15日まで行われる。(記者/邱虹、常博深)
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