20日、故郷四川省に戻る2頭のパンダを見送る子供たち。
【新華社長春8月22日】中国吉林省長春市の東北虎園パンダ館で3年間過ごした2頭のジャイアントパンダ「嘉嘉」(ジャージャー)と「夢夢」(モンモン)が20日、故郷の四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰基地への帰路についた。2頭は「2019年度ジャイアントパンダ繁殖計画」に参加する予定。「嘉嘉」と「夢夢」は吉林省野生動物救護繁育センター・東北虎園と保護研究センターの協力協定に基づき貸し出されていた。同省への貸し出しは、ジャイアントパンダの生息範囲を高緯度地域へ拡大するための試みでもあった。(新華社記者/許暢)