中国浙江省温州市平陽県南麂(ジ)鎮の海域にあるフウセイやイガイなど特色ある水産物の養殖場は8月、豊漁の季節を迎えた。養殖業者は漁船に乗り、養殖場の海域で漁獲作業をする。青い空と広い海を背景に、「海上牧場」のような美しく豊かな風景が形作られている。
南麂鎮政府はここ数年、漁民と養殖業者が生計を立てている海という優位性を生かし、海洋養殖と島しょ観光の発展に力を入れ、「美しい生態環境」から「美しい産業」、そして「美しい経済」への転換を実現した。また、フウセイやイガイなどを柱に、高効率な海洋養殖業を的確に発展させ、新しいタイプの漁民を重点的に育成。良好な生態環境を活用し、南麂(ジ)養殖ブランドを作り上げ、販売ネットワークを構築し、特色ある水産品市場を開拓している。(新華社記者/徐昱)