10日、崔久秀さん(右)が支援を担当する現地住民と談笑している。
【新華社ウルムチ8月21日】立秋が過ぎ、パミール高原の麓に位置する中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区疏附県(そふけん)では、収穫の時期を迎え、家々のブドウ棚はたわわに実った果実に覆われている。崔久秀さんはおだんごヘアにシャツ姿の出で立ちで仕事をてきぱきとやりこなし、流暢なウイグル語で現地の人々と豊作の喜びを分かち合っている。崔さんは常日頃から「青年は遠大な志を持つべき。祖国が必要とする所ならどこでも私の故郷」と言っている。今年25歳の崔さんは同県トックザク鎮の党委員会委員で、サイバグコミュニティの第一書記を務めている。90年代生まれで山東省出身の崔さんは、2014年に大学を卒業後、「祖国が必要とする場所へ」の呼びかけに応じて新疆へ赴き、辺境で現地の人々を支援する生活をスタートさせた。崔さんは2018年3月に全国人民代表大会( 全人代)代表に選ばれた。(新華社記者/顧煜)