中国河北省唐山市楽亭県の大清河野生鳥類保護救助ステーションで人工孵化させた3匹のゴビズキンカモメは生育状況が良好で、現在、成長観測と野生化訓練が続けられており、近く大自然に帰される見通し。同ステーションの責任者、田志偉氏によると、今回人工孵化させたゴビズキンカモメの卵は、陝西省ゴビズキンカモメ保護区からやって来たもので、天津市の鳥類保護ボランティアが水に流された巣から発見し手当をしたという。ゴビズキンカモメは世界で絶滅の危機に瀕している渡り鳥で、中国の一級保護動物となっている。現在、地球上に1万2千羽が生息している。(新華社記者/楊世尭)
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