7月31日、タンチョウヅルの子どもたちを連れ、ツル科鳥類の調教・飼育繁殖センターに戻る夏燕輝さん。
【新華社チチハル8月2日】47歳の夏燕輝さんは、中国黒竜江省チチハル(斉斉哈爾)市にあるジャロン国家級自然保護区のツル科鳥類の調教・飼育繁殖センターで、タンチョウヅルの飼育・繁殖の仕事に携わって16年になった。いつも何十羽ものタンチョウヅルの子どもたちを連れて出かけるため、同僚たちからは親しみを込めて「タンチョウヅルのお母さん」と呼ばれている。
夏さんはタンチョウヅルのふ化とヒナ鳥の飼育の仕事を担い、同センターで働く夫の王暁明さんも、夏さんの仕事を手伝っている。
夫婦は毎年4月から10月の間、繁殖飼育センターで一日中、孵化したばかりのタンチョウヅルの赤ちゃんの世話をしている。(新華社記者/孟晨光)