樹齢100年以上の梨の木が集まる「百年梨園」。農・林業の専門家からは「梨の博物館」と称えられている。(6月27日撮影、小型無人機から)
中国河北省衡水市にある劉老人村は昔からチュウゴクナシの郷と称えられ、栽培の歴史は春秋戦国時代(紀元前8世紀から3世紀ごろ)までさかのぼる。同村は現在、梨の栽培面積が2900ムー(約193ヘクタール)に達し、梨の栽培品種は20種類を超えている。村の「百年梨園」には樹齢100年以上の梨の木が5000本以上あり、農・林業の専門家から「梨の博物館」と称えられている。年1回の梨の花フェスティバルは村の立派な代名詞となり、2018年には4万人を超える観光客がその名を慕って村を訪れた。(新華社記者/張碩)