18日、青島市即墨区の国家深海基地ふ頭に停泊する「向陽紅01」。
【新華社青島5月19日】中国の次世代遠洋総合科学調査船「向陽紅01」が18日、中国初の世界一周海洋総合科学観測任務を終え、山東省青島市の母港へ無事に帰還した。
2017年8月28日に青島から出航した同船は、インド洋や南大西洋、太平洋全域を263日間かけ航海、総航行距離は3万8600海里に達した。大洋や極地で複数の科学観測任務を完了し、資源と環境、気候の研究で三位一体の高度な融合を実現、多くの画期的な成果を上げた。(新華社記者/李紫恒)