「代表通路」で取材を受ける全人代代表の馬化騰氏。
【新華社北京3月5日】全国人民代表大会(全人代)代表で、騰訊(テンセント)の馬化騰董事長(代表取締役)兼最高経営責任者(CEO)は5日、第13期全国人民代表大会第1回会議の代表が合同で取材を受ける「代表通路」で、微信(ウィーチャット)の月間アクティブユーザー(AU)数が初めて10億人の大台を突破したことを明らかにした。
馬化騰氏は、中国共産党第18回全国代表大会(党大会)以降、中国の経済成長の質は向上し続け、特にインターネットと科学技術の分野がすさまじい勢いで発展し、すでに中国企業4社が、世界のインターネット企業トップ10入りしていると述べた。
全人代の代表を務めて6年目となる同氏は、数年来全人代に提出した数十件の提案は、主にインターネットと新興経済に集中しており、テーマは「インターネット+(プラス)」からデジタル経済へ、さらに今年は「デジタル中国」に変わっていると語った。今後は、科学技術イノベーションを用いて改革開放のさらなる発展を推進し、彼が身を置く「粤港澳大湾区」(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)建設における役割が、いっそう重要になるよう希望しているという。
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