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福田康夫・元日本首相「新華社日本語ニュースサービス」発表説明会であいさつ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-02-01 10:59:34 | 新華社 | 編集: 郭丹

  【新華社東京1月31日】新華通信社(新華社)は31日、東京都内で、2月1日から正式サービスを開始する「新華社日本語ニュースサービス」の発表説明会を行った。福田康夫・元日本首相は発表説明会であいさつし、新華社が日本語のニュース配信を行うことは大きな意味を持つと語り、「中国の変化は速くて大きい、中国に関する情報はいくらあっても足りない」と述べた。

  福田元首相は「本年は日中平和友好条約締結40周年、中国にとっては改革開放40周年、そして中国共産党第19回全国代表大会後の新しい時代の第一歩を踏み出す年」であり、「そういう記念すべき年に、新華社が広く日本社会に対して日本語ニュースサービスを開始することは大きな意味を持ち、心からお慶びする」と語った。また「中国の変化は速くて大きい、中国に関する情報はいくらあっても足りない」と述べ「新華社の日本語による情報発信の強化は、日本社会と国民の中国理解を助け、日中相互理解の増進と日中関係の発展に積極的に貢献する」との考えを示した。

  さらに「日本全国にネットワークを張り巡らせている共同通信社がパートナーとして選ばれたことは、適切な判断」と評価。「両社の協力により、日中両国間に早く正しい情報が行き渡り、良い効果が生まれることを期待する」とした。そして、蔡名照社長の積極的なイニシアチブと尽力に敬意を表するとした上で「日本に関しても客観的な情報を中国国内で発信していただきたい」と要望を述べた。

  福田元首相はあいさつの最後に「日中両国指導者の努力によって、日中関係が前進の歩みを速めていることを喜んでいる。この流れをさらに加速させ、本年が、日中関係にとって歴史に残る有意義な年だったと記憶されるように、共に努力していこう」と呼びかけた。

 

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