湄洲島のふ頭で宅配便を受け取る農村タオバオ(淘宝)の「配達員」、曾金美さん(10月31日撮影)。
【新華社北京11月8日】中国の電子取引大手アリババは11月7日、傘下の物流会社である菜鳥網絡(ツァイニャオ ネットワーク)と農村タオバオ(農村向けのネット取引)がこのほど、小型無人機(ドローン)による海を跨いだ宅配サービスの実施に初めて成功したと、発表した。10月31日、ドローン3機は、福建省・莆田市山亭鎮から飛び立ち、風力6-7級の強い風を突っ切って、約5キロの海域を9分間ほどかけて飛び越え、総重量12キロのパーションフルーツ6箱を対岸の湄洲島まで送り届けた。