新華網北京9月9日 中国の習近平国家主席は8日、求めに応じてフランスのマクロン大統領と電話会談を行った。
習近平主席は次のように述べた。中国側はフランスとの伝統的友誼を非常に重視している。マクロン大統領とハンブルクで初めて会談した時、力強い中仏全面的戦略パートナシップを発展させることで重要な共通認識に達した。双方は、お互いの核心的利益と重大な関心事を尊重した上で、引続きより緊密に協力し、ハイレベルな互恵共栄を実現し、中仏関係の長期的、健全的かつ安定した発展を推進しなければならない。中国は、フランスとヨーロッパが世界の安定・繁栄を維持する大切な力であるとみなしている。世界と地域の重大問題について中仏両国が意思疎通と協調を続くことに賛同する。
マクロン大統領は、フランスと中国は全面的戦略パートナーで、現在の国際情勢において、両国が協力してグローバルな課題に対応することがいつになく重要である。フランス側は仏中関係を深め、対話メカニズムを生かし、経済、原子力、環境などの分野における協力を強めることに取り込んでいると述べた。
両首脳は朝鮮半島情勢について意見を交わした。習近平主席は、中国側は朝鮮半島非核化の目標を堅持し、国際的な核拡散防止体制と北東アジアの平和・安定を確固として維持すると強調し、朝鮮半島問題は最終的には対話・協議を含む平和的な方法で解決するべきで、フランス側が国連安保理常任理事国として情勢緩和と対話再開のために建設的な役割を果たしてほしいと述べた。
(新華社より)
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