8月30日にドイツ・ダッハウ強制収容所記念館で撮影された、当時14歳だったリトアニアのユダヤ人の女の子が使用していたアコーディオン。
ダッハウ強制収容所はドイツ・ミュンヘンの北西約20kmのところにある。国家社会主義 ドイツ労働者党(ナチス)が台頭した1933年から使用停止となっていた火薬工場を改築して建てられ、またナチスにより設置された最も古い強制収容所にあたる。1945年4月に米軍に解放されるまで、40カ国・約20万人が同収容所及びその周辺の付属の収容所に拘留されていた。拘留中、彼らは少なくとも4万1500人が飢餓や病気、虐待及び死刑により死亡したという。(撮影/新華社記者 袁帥撮影)