太行山区に位置する小さな村落、山西省武郷県大有郷李峪村では、村民の半数がマジックを心得ており、200人以上が舞台で披露することができる。マジック文化産業は、以前貧困に悩まされていた同村落に希望の光を与えた。同村はもともと、1人当たりの農地が1333平方メートル未満の農村だった。2008年に、マジック好きの王竹紅氏が同村の村支部長を担ってから、自分の趣味を村民へ伝え、マジック文芸に秀でる演出集団を作りあげた。現在、太行山のマジック村は徐々に名声を上げ、村のマジック団は毎年20公演以上舞台に呼ばれるようになった。また、多くの旅行会社が、同村のために旅行ルートを特設している。
(文字/人民網日本語版 写真/新華社)
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