充電エリアで自動充電している数台のロボット(左側)。その間に別のロボットが忙しく棚を運んでいる
アリババ傘下の物流会社・菜鳥網絡の広東省恵州市恵陽区にあるスマート倉庫が、このほど使用開始した。100台以上の「ロボットピッキングマン」が指示に基づき規則正しく稼働し、互いに識別しながら柔軟に衝突を回避している。人の作業員は決まった場所でロボットが運んでくれたパッケージを処理するだけでよく、わざわざパッケージを探すために行き来する必要がなくなった。つまり人がパッケージを探すのではなく、パッケージが人を探すという革新を実現したといえる。情報によると、倉庫内の棚の位置は受注状況に応じて動的に調整される。作業員は近くのロボットを使い、ピッキング効率を3倍以上にまで向上させた。同社と提携先は、国内の多くの倉庫でこのモデルを展開する予定。