中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の「贛州港・カザフスタン区間」が7月27日、無事開通した。当列車は20フィートのコンテナ100個分の家具や電子製品、衣類などの製品を満載し、12日間ほどでカザフスタンに到着する予定だ。贛州港は中国内陸部で初の国家検査検疫監督管理試験区で、国が臨時的に対外開放した8番目の口岸(通関地点)でもある。現時点で、贛州港ではすでにキルギス、ウズベキスタン及びカザフスタンへ向かう輸出用列車が続々と開通し、贛州港からタジキスタン、トルクメニスタンなどの国へ向かう輸出用列車も引き続き開通し、中央アジア5カ国を結ぶ物流の新ルートが全面的に貫通して、贛州を「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)を繋ぐ重要な結節点(ハブ)都市と国際貨物の集散地にさせる見通しだという。