河北省承徳市の北部に位置する塞罕壩はかつて「鳥が巣を作る木もなく、黄砂が空と太陽を遮る」ような荒れた山地だった。塞罕壩の人々は半世紀あまりにわたる辛く苦しい奮闘によって、100万ヘクタールの人工林を育て上げ、北京・天津に黄砂を防ぎ水に富んだ「グリーンの長城」を築き、生態文明建設に成功のモデルを作り出した。