唐古拉(タングラ)竜匣宰隴巴氷河前で24日、第2回チベット高原総合科学観測江湖源氷河・環境変化観測チームの前線基地の建設が完了した。基地入りする科学者32人が25日より、正式に科学観測を開始した。今回の観測は主に3ヶ所の氷河エリア(各拉丹冬氷河、唐古拉氷河、普若崗日氷河)で展開される。科学者は氷河の系統的な観測を通じて、50年に渡る江湖源氷河の変化の特徴を把握するほか、浅層コアの掘削により、過去100年、特に過去50年間の高標高地区の気温・降水の変化を分析。氷河末端の水の流れを系統的に観測することで、湖・河川への流入の貢献を明らかにする。
(文字/人民網日本語版 写真/新華社)
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