カザフスタンの首都アスタナで開かれている万国博覧会(アスタナ万博)が10日正式にオープンした。撮影/新華社記者 魯金博
カザフスタンの首都アスタナで開かれている万国博覧会(アスタナ万博)が10日正式にオープンし、合わせて115ヵ国と22の国際組織が出展しました。今回の万博のテーマが「未来のエネルギー」ということで、各出展者側は新エネルギーの開発と利用にスポットを当て、最も実行可能で、効率的かつ適宜な持続可能な成長のための行動計画を提唱し、未来のエネルギーをめぐる発展と協力の在り方を模索しました。
アスタナ万博は中央アジア諸国で開かれた初の万国博覧会です。9日夜に行われた開幕式で、カザフスタンのナザルバエフ大統領は「万博はカザフスタンの国家イメージを示す新たなピークとなるだろう」とし、これを契機に、再生可能なエネルギーを積極的に利用し、エネルギー消費量を削減し、次第にグリーン経済へと移行していくと示しました。
今回の万博は9月10日まで開かれ、来場者数が延べ500万人となる見込みです。新エネルギー分野の最先端技術や新しい開発の成果が展示されるほか、エネルギーの節約やソーラーエネルギー、風力エネルギー等代替可能なエネルギーの開発に注目を集めています。