有人潜水艇「蛟竜」号は5月23日、世界最深のマリアナ海溝の「チャレンジャー海淵」北側スロープで中国大洋第38次航海第3航行段階の第1次潜水を行った。新華社の劉詩平記者が「蛟竜」号に乗船し4811メートルまでの潜水に成功した。水中時間8時間50分、水中作業3時間11分。現地時間7時9分、「蛟竜」号は進水した。11分後、「蛟竜」号は深海へ潜った。今回の潜水の操縦士と副操縦士はそれぞれ潜水経験60回余りを持つ「潜航英雄」の唐嘉陵氏と深海潜水を10回行ったことのある劉暁輝氏が担当した。この航行段階は「蛟竜」号が2013年に試験的な応用段階に入った後の最後の航行段階で、調査海域はマリアナ海溝とヤップ海溝深淵エリアに位置している。「蛟竜」号は10回の深海潜水を行い、マリアナ海溝への第2次潜水は5月25日に行う予定だ。