平日の午後になると、リオデジャネイロ・マレの貧困地区の倉庫から美しい音楽が聞こえる。演奏者のほとんどは貧困層コミュニティの青少年で、彼らの楽団は「マレ明日の潮楽団」と呼ばれている。この楽団は2010年に設立され、2012年から社会公益プロジェクトとして中国国家電網公司・ブラジル支社の資金援助を受けている。現時点で、4歳から18歳までの2,000人余りの貧困層コミュニティの児童と青少年が同プロジェクトの支援のもとで音楽を学び、音楽会に参加している。