(写真はジョージ・シュテインメッツ氏により提供され、無断転載を禁じます。)
「私は世界すべての砂漠のほとんどを歩き回り、砂漠と緑の絶え間ない闘いと人類との絶え間ない闘いをこの目で見てきた。だが、中国のクブチ砂漠は違う。ここの人々は知恵を頼りに砂漠と共存している。」米国の雑誌『ナショナル・ジオグラフィック』のカメラマン、ジョージ・シュテインメッツ氏は22日、記者にこう語った。 約20年にわたり世界の砂漠の風景を撮影してきたシュテインメッツ氏は世界のすべての極限状態にある砂漠を訪れた。
2016年9月、シュテインメッツ氏は中国最東部のクブチ砂漠に初めて足を踏み入れた。約1万8千平方キロに及ぶ砂漠の3分の1が植栽されている光景を見たとき、彼は驚愕しながらこう語った「クブチ砂漠の現地の人々に感謝すべきだ。彼等は砂漠が東へと拡大するのを防ぐ最後の防御ラインを守った。億利資源グループは約30年にわたり住民を率いて砂漠化防止と貧困脱却に取り組み、この地の若者を引き留め、人々に生活の希望を残してきた。」
クブチ砂漠を2回目に訪れたときに、シュテインメッツ氏は「私は今回、砂漠の現地の人々が春に種を撒き、植樹する様子を撮影し、クブチ砂漠のエピソードを世界により詳しく説明する必要がある。」と語った。(記者/郭丹)