撮影/新華社記者 姚琪琳
新華網ソウル4月28日(記者/陸睿 姚琪琳)韓国の一部の宗教・社会団体及び平和愛好者約100人が27日、ソウルの光化門広場に集まって座り込みと断食を行い、韓国と米国が星州に米国の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を配備することに抗議した。
活動主催者の円仏教保護星州聖地非常対策委員会の李太玉企画委員は、この活動は「THAAD」配備への新しい反対運動の始まりを象徴するもので、「THAAD」を配備する行為は断じて容認できないと述べた。同委員会の金善明執行委員長は次のように述べた。「THAAD」の一部の装備が配備地に搬入されたが、地元住民と韓国国民の同意を得ていない。この活動の目的は国民のエネルギーを集結し、「THAAD」を追い出す新しい闘争を始めることだ。
26日早朝、数千人の警官が警備する中で、迎撃システム「THAAD」の一部の装備が配備地の星州ゴルフ場に搬入された。輸送の過程で、当地の住民と「THAAD」に反対する平和愛好者が警官と衝突した。負傷した6人が近くの病院に運ばれた。