撮影/新華社記者 龔兵
現地時間12日、2頭のパンダが専用機でオランダに到着しました。この雄パンダの星雅(シンヤー)と雌パンダの武雯(ウーウェン)は、同国中部のレーネンにあるアウエハンツ動物園でこれから15年暮らすことになります。
今年は、中国とオランダの大使級外交関係樹立45周年の節目の年です。パンダの到着によって、中国とオランダの関係は一層緊密になるとされています。
オランダへのパンダの提供は、2015年10月にウィレム・アレクサンダー国王が中国を訪問した際に決定したものです。両国首脳の立会いの下で、中国野生動物保護協会とアウエハンツ動物園は「パンダの保護・研究の協力に関する協議」に調印しました。中国はオランダに人工繁殖のパンダ2頭を提供し、双方はアウエハンツ動物園でパンダの合同研究協力事業を実施していきます。
ヨーロッパでは、これまでにイギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、スペイン、ベルギーの6カ国にパンダが送られています。オランダは7番目の国になりました。