3月5日、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委主席は第12期全国人民代表大会(全人代)第5回会議上海代表団の審議に参加した。
新華網北京3月6日(記者/朱基釵、季明)習近平総書記は5日、所属先の第12期全国人民代表大会(全人代)第5回会議上海代表団の審議に参加した際、思想を解放し、勇敢に担い、先頭に立って大胆に物事を行い、新たな発展理念を揺るぎなく実行し、改革開放を深化し、革新による駆動力を導き、吸引力、創造力、競争力を絶えず強化していくと強調した。
習近平総書記の重要談話は代表委員や幅広い幹部・大衆に熱烈な反響を引き起こした。彼らは、新たな発展理念を実行する過程において勇気を奮い起こして先頭に立ち、やる気を出して精を出し、より多くの新しい成果を出すよう努めねばならないとの見解を示した。
積極的に行って成果を出す:改革開放は永遠に止まらない
当面の情勢を見渡すと、国際の環境は復雑で変化が多く、逆グローバル化の思潮が沸き上がり、保護貿易主義の底流が生じている。習近平総書記は上海代表団の審議に参加した際、旗幟鮮明に次のように表明した。「中国の開放の大門は閉まることはなく、全方位的な対外開放を堅持し」「大胆に試し、大胆に突進し、自主的に改革し」「改革の全面的深化や実験田の拡大・開放としての役割を一層はっきりと示し、中国が世界に向けて全方位的に開放するという鮮明な態度を明らかに見せねばならない」……総書記の発言は上海への鞭撻であり、また全国に対する求めでもあり、更には改革開放を堅持する鮮明なシグナルを世界に向けて放出したことになる。
中国では2000年から地域路線用ジェット機「ARJ-21」のプロジェクトと大型旅客機「C919」のプロジェクトが続々と始動し、昨年は「 ARJ-21」が初めて航路運航に正式に投入され、今では「C919」が初飛行を目前に控えている。
テレビから聞こえてきた総書記の発言に対し、中国商用飛機上海飛行機製造有限公司生産管理部の藺西宏部長は、「私たちが本当に必要とする核心的な技術はお金では買えません。自主的な創造・革新に頼ってようやく、航空強国としての夢を実現することができるのです。」と述べ、また総書記は革新の重要性を強調しており、これには十分な的確性があると述べた。
科学的に成果を上げる:都市のガバナンス能力を高める
北京国際都市発展研究院の連玉明院長は、「巨大都市における精密化の管理は入念な工夫が必要な大きな文章だと言えるでしょう。」と語った。連玉明院長はまた、総書記は発言の中で、我々の都市ガバナンスに対する重要な部分を際立たせて説明していたと述べた。
最近、習近平主席は北京で考察した際、都市計画・建設に関する重要講話を発表しており、今回上海代表団の審議に参加した時も、巨大都市ガバナンスの難題を一層解決するために処方箋を出していた。
全国人民代表大会の代表、上海社会科学院の王戦院長は、建設基準を入念に策定・改善し、短所の着実な補充を加速し、総合的な整備を強化して、常態化し、長期的な管理メカニズムを形成するべきだとの見方を示している。
(取材・文章作成に参加した記者:仇逸、何欣栄、賈遠琨、葉前、孫飛、白国龍、李徳欣)
(新華社より)
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