新華網ロサンゼルス2月20日(記者/郭爽)昨年9月の爆発事故発生後、米宇宙開発企業SpaceXは19日、宇宙への物資補給を再び開始し、人類が初めて月に上陸して、発射台から成功裏に「ファルコン9」を打ち上げた。貨物宇宙船「ドラゴン」を国際宇宙ステーションまで運搬し、ロケットの第1段機体の陸上回収を実現した。
米国航空宇宙局(NASA)のテレビ放送画面は、米国東部時間19日午前9時39分、SpaceXのロケット「ファルコン9」がフロリダ州ケネディ宇宙センターから歴史的に意義のある第39複合発射施設から打ち上げられる映像を映し出した。貨物宇宙船「ドラゴン」を利用して国際宇宙ステーションに約5,500ポンド(約2,500キロ)の物資と科学実験設備などを輸送する。
米国の宇宙開発分野の発展の歴史において、この発射台は重要な意義をもつ。1969年、「サターン5型」 ロケットがここから初めて人類を月面へ送り出した。2011年にペースシャトル「アトランティス」号が最後に打ち上げられたことは、30年に及ぶ米国のスペースシャトル・プロジェクトが正式にピリオドを打ったことを示している。
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