12月15日、挨拶中に気持ちを抑えきれない様子の呉敏霞。同日、中国中央テレビ(CCTV)で行われた2016年活躍したスポーツ選手の受賞式で、飛び込みの呉敏霞が引退を発表した。本来、引退は快くするものだが、呉敏霞は選手という肩書きを下ろすことを発表した瞬間、涙をこらえることができなかった。
31歳という高齢の飛び込み選手である呉敏霞は、中国で初めて五輪金メダルを5枚獲得した女子選手で、五輪4大会連続で金メダルを獲得した唯一の飛び込み選手でもある。彼女はオリンピックメダル7枚(金5 銀1 銅1)という圧倒的強さを見せつけた。また、世界選手権、オリンピック、ワールドカップで20枚の金メダル、計32枚のメダルを獲得し、高敏、伏明霞、郭晶晶を超える飛び込みの女王となった。
(チャイナネット)
関連記事: