新華網モスクワ11月9日 (記者/陳二厚、田棟棟)中国国務院の李克強総理は現地時間の7日午後、サンクトペテルブルクのコンスタンティノープル大宮殿でロシアのメドヴェージェフ首相と共同記者会見を行い、記者の質問に答えた。
李総理は第21回中国・ロシア首相定期会合の成果を紹介し、中ロ実務的協力はエネルギー、大規模プロジェクトなどの伝統的な分野で突破を獲得するだけではなく、中小企業協力の大きな潜在力を掘り出し、イノベーション協力を支援し、就職の増加をもたらしていくべきである。中国側はロシア側と共に、極東地域とインフラ施設、相互連結、農産品再加工、人文などの分野における協力を強化したい。双方は自国貨幣決済の基礎の上に関係金融協力をさらに推進し、中ロが各分野でさらなる協力を展開するために支援を提供して行きたい。
メドヴェージェフ首相は、ロ中関係と協力がさらに広い未来に踏み入ることになる。ロシア側は中国側と共に新たな努力を尽くし、貿易投資協力のレベルを高め、インフラ施設、エネルギーなどの大規模プロジェクトにおける協力を一層拡大していくと同時に、中小企業、金融、農業での協力を積極的に展開し、二国間の新しい協力分野を広げたい。人文交流を拡大し、両国人民の相互理解を増進して行きたい。ロシア側は極東地域の開発建設を重視し、切実な措置をとって中国からの投資をひきつける。ロ中は建設的戦略パートナー精神に基づいて、地域ひいては世界の平和と発展をともに促進する。(翻訳/薛天依)
(新華社より)
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