新華網ビシュケク11月4日 国務院の李克強総理は現地時間11月3日、ビシュケク国賓館会議センターで上海協力機構(SCO)メンバー国政府首脳(首相)理事会第15回会議に出席した。
李克強総理は席上以下のように指摘した。SCOが発足してからの15年間、良好な発展の勢いを終始保ってきていて、地域の安定と繁栄の促進に掛け替えのない役割を果たしており、世界の平和と発展の促進にも積極的な貢献をしてきた。今年ウズベキスタンの首都タシュケントで開かれた首脳会議で、習近平国家主席が他のメンバー国の首脳と共に地域の各分野における協力の更なる推進について多くの提案を提出したことにより、SCOの発展は新たな一歩を踏み出した。現在、国際情勢が深刻な変化を行っている、SCOの各メンバー国は手を携えてこそ、共同の発展と地域の安定を実現させることができる。
李克強総理はSCO今後の発展と協力について六つの意見を提出した。
会議に参加した各国の指導者らは、SCO一年間で協力と発展の面で収めた成果を積極的に認め、各国が共に地域の安全と安定を維持し、域内の経済協力を推進して、SCO内部の活力を引き出していき、同地域の平和と発展の促進に新たな貢献をしていくことで一致的な見解を表した。
李克強総理は会議に参加したメンバー国の指導者と共に共同コミュニケに署名して発表し、また《2017-2021年上海協力機構がプロジェクトの協力を一層推進する措置リスト』、『上海協力機構科学技術のパートナーシップ計画』など貿易、投資、金融、税関、農業などの多分野をカバーした協力文書と決議を採択した。