大学の食堂は暗黒料理が生まれる場所であり、「イチゴの醤油煮込み」や「トウモロコシとブドウの炒め物」などが登場している。欧米諸国がハロウィンで盛り上がる10月31日、四川西南航空職業学院の食堂にイベントに合わせた恐怖の暗黒料理「人体大盛りセット」、「目玉スープ」、「マーラー脳」などのリアルで恐ろしいメニューが登場した。「人体大盛りセット」は度胸のある学生に人気で、すぐに売り切れた。
これらの暗黒料理は同校美食サークルの学生が作ったもので、普段よく口にする食材でできている。美食サークルの楊肖部長は、「ハロウィンは学校の大きなイベントで毎年行われている。今年は学校の食堂と共同で恐怖の暗黒料理を作り、学生たちにハロウィンの変わった体験をしてもらいたいと思った」と述べた。
ある学生は、「このような体験は滅多にできないため、試さなければと思った」と話した。体験したのは度胸のある学生ばかりだが、「血の滴る」食べ物を前に叫び声を上げたり、中には口に入れられないという人もいた。
四川西南航空職業学院でハロウィンイベントが行われるのは3回目で、学生から非常に人気がある。同校のイベントを担当する教員は、「ハロウィンは欧米のイベントだが若者に人気があり、社会各界でもハロウィンをテーマにしたイベントが大いに賑わっている。このイベントを通し、学生に校内で楽しんでもらい、安全で楽しいハロウィンを過ごしてもらいたいと考えている。また、このイベントを通し、恐怖というものは私たちの心の中で生まれる偽りのないものだと理解し、恐怖を克服する勇気が持てるとよい」と語った。