新華網プノンペン10月14日 (記者/霍小光 郝薇薇 陳贄)習近平国家主席は13日にプノンペンでカンボジアのフン・セン首相と会談した。双方は中国・カンボジアの伝統的な友誼を高く評価し、新たな情勢のもとで中国・カンボジアの全面的戦略パートナーシップの深化や共に関心を寄せる国際と地域の問題について深く意見を交わし、広範な共通認識に達し、中国・カンボジアの友誼を共にしっかりと守り且つ着実に発揚して、中国・カンボジアの全面的戦略パートナーシップが新たな段階へ進むよう推進すると一致して決定した。
両国の指導者は中国・カンボジアの伝統的な友好を強固にし、全面的戦略協力を大いに推進し、両国を引き続き高度な相互信頼関係を持つ良き友人、心から親しくつき合える良きパートナー、苦楽を共にして一致協力する運命共同体にさせると一致して決定した。
双方は上層部の相互訪問や往来という良き伝統を維持し、ハイレベルな戦略的疎通を強化し、新時代の中国・カンボジア関係の発展を導き、政府や議会、政党間の協力を強化し、国政運営の経験交流を深め、外交や執法・安全保障協力を拡大することに同意した。
双方は両国の発展戦略の連結を加速し、「一帯一路」構築協力の計画要綱を策定し且つ着実に実施し、措置を講じて二国間の貿易規模を拡大し、生産能力、投資、農業、水利、インフラ建設、エネルギー、通信、工業、海洋などの分野における協力を強化し、シハヌークビル経済特区(SSEZ)などの協力プロジェクトを引き続き着実に実施することに同意した。
双方はまた科学技術、教育、文化、文化財、衛生、観光などの分野での交流や協力を拡大し、民間、特に青少年の友好往来を強化し、中国・カンボジアの友好事業の後継者を育て、両国の友好的民意の基礎を固めることに同意している。
双方は中国-ASEAN協力を共に推進し、国連、アジア欧州会合(ASEM)、東アジア協力、瀾滄江-メコン川協力などの多角枠組み内での意思疎通や協調を強化して、両国と発展途上国の共通利益を守っていくことに同意した。
会談後、両国の指導者は外交、「一帯一路」の共同構築、生産能力協力、投資、水利、ニュース、海洋といった分野における二国間協力文書の署名に共同で立ち会い、プノンペン中国文化センターの除幕式に共に出席した。
(新華社より)
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