イギリスのメイ首相は2日、バーミンガムで開かれた与党・保守党の党大会で演説し、「2017年の3月末までに欧州連合（EU）からの離脱通告を行う」と明言しました。
メイ首相は、「イギリスは遅くとも2017年3月末までにEU基本条約『リスボン条約』50条を発動する」と明言、50条発動はイギリスがEUに対し正式に離脱を通告することを意味するものです。
メイ首相は「来年の議会で新法案を提出し、1972年に英国のEU加盟を定めた欧州共同体法と置き換える。英国のEU離脱は突然且つ単純な撤退を意味するものではない。英国はこれからもEUと緊密な関係を保ち続ける」と強調しました。
今年6月、英国は国民投票でEU離脱を決定しました。『リスボン条約』によりますと、英国がEU離脱を確定した場合、英国政府は『リスボン条約』50条の発動を申請、欧州理事会はその後原則2年以内に英国との離脱後の関係についての交渉を終え、協定を結ぶことが求められています。
（写真/新華社、文字/中国国際放送局）
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メイ首相は「来年の議会で新法案を提出し、1972年に英国のEU加盟を定めた欧州共同体法と置き換える。英国のEU離脱は突然且つ単純な撤退を意味するものではない。英国はこれからもEUと緊密な関係を保ち続ける」と強調しました。
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（写真/新華社、文字/中国国際放送局）
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