新華網ビエンチャン9月8日 中国－ASEAN対話関係樹立25周年を記念するサミットが7日、ラオスのビエンチャンで開催され、会議で『サミットを記念する共同声明』、『生産能力協力共同声明』及び海上安全協力に関連する多数の成果の文書が発表された。
『サミットを記念する共同声明』の正文部分で、双方は相互の政策について再び言明し、中国側はASEAN共同体の建設を歓迎し、ASEAN一体化のプロセスを支持し、地域の枠組みにおけるASEANの中心的地位を支持している。双方は各分野の協力強化について計画を策定し、政治、安全、経済貿易、相互連結、教育、観光、環境、副次的な地域協力などをカバーしている。中国－ASEAN自由貿易区のアップグレード関係議定書の全面的で効果的な実施に向けた取り組み、東アジア地域包括的経済連携（RCEP）の早期締結、2017年を「中国－ASEAN観光協力年」に指定することを含めて、瀾滄江－メコン川協力などの副次的地域の枠組みのもとで、協力を強化することを提示している。
『サミットを記念する共同声明』の南中国海問題に関連する内容は客観的かつポジティブで、『南海各方面行為宣言』が一里塚としての意義を持つことを強調している。各国側は『宣言』を効果的かつ万全に実施し、協議で一致することを前提に、「南海行為準則」への早期合意を実質的に推進することを承諾している。各国側はまた、7月に中国－ASEAN外相会合で採択した「中国とASEAN諸国外相の『南海各方面行為宣言』の全面的かつ効果的な実施に関する共同声明」を歓迎し、『中国・ASEAN諸国の海上緊急事態対応外交高官ホットライン指導方針』及び「中国・ASEAN諸国の南中国海で適用される『海上意外相遇規則』に関する共同声明」の２つの文書を採択した。中国・ASEAN諸国が『宣言』を規則とする地域枠組みを再構築し、二国間協議と交渉を通じて紛争を解決する正しい軌道を再形成する積極的な意向と重要な共通認識を対外にアピールした。
（新華社より）
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