第11回20カ国・地域グループ(G20)サミットが9月4日、杭州国際博覧センターで行われた。中国の習近平国家主席が会議を主宰し、開幕の式辞を述べた。新華社記者 李濤 撮
新華網杭州9月5日(新華社記者/韓墨)「杭州サミットが従来の基盤のうえに、世界経済のために根本的原因と症状をともに治す総合施策の処方せんを出し、世界経済が強力的で持続可能かつ均衡のとれた包括的な成長路線を歩ませるようにすると希望する。」習近平主席は4日、20カ国・地域(G20)杭州サミットの開幕の挨拶で、このように述べた。習近平主席は、世界経済の動向を正確に把握し、発展の難題と向き合い、G20という世界経済ガバナンスの重要なメカニズムのために中国プランを提示した。国際金融危機の発生から今日まで8年間に、世界経済は依然として何層もの濃霧の中で難儀して前進している。世界経済の複雑な情勢とリスクの試練と向き合い、人々はより多くの視線を世界第二の経済体である中国に注いでいる。人々は中国が今回の杭州サミットでG20参加国とともに、世界経済の巨大な船舶に進路を明確に示し、発展の成果を世界の人々に幸福をもたらせることに期待している。
現在の試練について、習近平主席は次のような主張を提起した。G20はマクロ経済政策の協調を強化し、世界経済の成長を協力して促進し、金融の安定を擁護するべき。発展方式を革新し、成長のエネルギーを発掘する。世界経済のガバナンスを改善し、メカニズムの保障を強固化する。開放型世界経済を建設し、貿易と投資の自由化と利便化を継続的に推進する。2030年の持続可能な発展のアジェンダを着実に実施し、包括的な発展を促進する。これらの重要な主張は曲折を経て復興する世界経済のために中国の処方箋を出し、会議出席者と国際社会からの強い反響と幅広い賞賛を得た。
「中国の処方箋」は世界から賞賛される原因は、世界経済ガバナンスの「弱点」を見出したことにある。
「中国の処方箋」は世界から賞賛される原因は、改革とイノベーション方式による新エネルギー開拓を重視することにある。
「中国の処方箋」は世界から賞賛される原因は、世界経済の構図が変化する情勢に順応し、包括と連動式の発展を促進することにある。
「中国の処方箋」は現実的試練に直面するだけではなく、長期発展に照準をあて、また、開拓とイノベーションを強調するだけではなく、また、渋滞をさらって流れをよくして、中国のグローバル経済に対する深い思考と責任感を示した。これは、きっと世界経済を導いてより素晴らしい未来に邁進するように導く。
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