3.左手で物を渡す
イスラム教やヒンズー教の人たちにとって左手は「不浄の手」で、食事や物を渡すなど日常生活のすべての作業は右手で行われる。これは人によって個人差はあるものの、宗教に敬虔な人であれば一つの信仰だ。
観光客はイスラム圏を旅していたときに、レストランの会計で「右手で渡してほしい」と注意された。昨今は日本でもムスリムの観光客が多く、ハラル文化も徐々に浸透してきている。イスラムの「右手のマナー」を知っておけば、旅がより楽しくなるだろう。