新華社記者 龐興雷 撮
李克強総理は現地時間14日午後、モンゴルのウランバートルで、ラオスのトンルン・シースリット首相と会談を行いました。
李総理は、「中国はラオスと、国交樹立55周年を新しい起点として、ハイレベルの往来を緊密化し、国際と地域問題での協調と協力を強化し、両国の全面的戦略パートナーシップの内容を一層豊かなものにしていきたい。双方が共に努力して鉄道建設工事を全面的に推進し、生産能力と投資の協力を強め、インフラ施設と電力、エネルギーなどの分野でモデル的なプロジェクトを作り出し、新しい成果を収めるよう期待する」と述べました。
李総理は、「中国は、ラオスがASEAN(東南アジア諸国連合)の今年の議長国としてASEANの発展を推進し、地域の平和を維持し、地域の協力を促進するために払っている努力を賞賛する」と述べました。
これに対し、トンルン首相は、「ラオスと中国の関係がうまく発展している。ラオスは中国とハイレベルの往来を一層緊密化していきたい。また、両国の協力による鉄道プロジェクトは今年内に工事を始めるよう努力する」と語りました。
また、李総理はフィリピンが申し立てた南海仲裁について、中国の原則的立場を述べました。トンルン首相は「中国の立場を支持すし、中国と共に努力して南海地域の平和と安定を共に維持していきたい」と述べました。
(写真は新華社より 文字は国際放送局より)
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