中国人民志願軍烈士遺骨の第3期引渡し式が31日午前、韓国の仁川国際空港で行われ、竇玉沛民政次官率いる中国代表団が出席しました。双方は引渡しの文書にサインし、36人の中国人民志願軍烈士の遺骨と遺品が、韓国から中国に返還されました。
引渡し式後に行われた記者会見で、竇玉沛民政次官は、「中国と韓国は、誠実かつ友好的で、実務的な協力の精神にのっとり、3年続けて中国人民志願軍烈士の遺骨の引渡しを行ってきた。これは中韓の戦略協力パートナーシップが、健全で安定した進展を続けていることの表れである。中国は、韓国の関係部門とスタッフたちの協力、そして韓国のメディアと人々が志願軍烈士の遺骨の返還に対して示した好意と善意に深く感謝する」と述べました。