「オンライン申請がこんなに早く成功するとは思っていなかった」 開放の中国がいっそう真摯に
13日午後、ロイター通信とブルームバーグの記者2名がオンライン申請を通して均瑶集団の王均金董事長ら全国人民代表大会の代表を取材することに成功した。「オンライン申請がこんなに早く成功するとは思っていませんでした。」とそのうちの匿名希望の記者1人が語っている。
外国人記者達の取材の便宜のため に、両会プレスセンターはインターネット申請による取材ルートを専門に開設している。記者はオンラインで取材申請を提出した後、アポイントに成功したかどうかに関わらず、タイムリーに記者にフィードバックされ、早い時には2~3日で取材の手配をすることが可能だという。
「取材内容に対し保障を与える以外に、プレスセンターでは外国人記者に通信ネットワークサービスや多言語書籍・資料及び無料のシャトルバスなどのサービスも提供しています。」とプレスセンターの祝寿臣・副主任は語り、図書・資料カウンターでは外国人記者に多言語の図書や資料を用意しており、特に『習近平国政運営を語る』という本は記者たちに最も人気があると紹介した。
「両会を取材する外国人記者のもう一つの風景線」が世界に中国の自信をはっきりと示す
今年の両会では、「グループで」参加した外国人記者たちがひときわ注目を集めていた。中国人民政治協商会議(政協)の王国慶報道官や全国人民代表大会(全人代)の傅瑩報道官の記者会見、及び王毅外交部長の記者会見には彼らが活躍する姿があり、きっちり揃って座っている様子は、ひときわ人目を引いていた。
両会プレスセンターの紹介によると、彼らの中にはそれぞれ中国-アフリカニュース交流センターと中国-南アジアニュース交流センターから来たアフリカメディアの記者20名と南アジアメディアの記者7名が含まれ、彼らは「両会を取材する外国人記者のもう一つの風景線」になっていた。
ザンビア『デイリー・メール(DAILYMAIL)』の記者、サカラ(音訳)さんは、中国政府が両会期間中に紹介した経済政策の中で、アフリカに関わるものを見つけることができてたいへん嬉しいとの見方を示し、「ウィンウィンの実現に力を入れるこれらの政策措置は、人心を強く奮い立たせ、きっと中国・アフリカ双方の互恵協力をいっそう促進させるでしょう。」と語った。
中国の声を伝え、誤解を解消する――これは両会プレスセンターの2大テーマだといえる。両会プラットフォームにグローバルなメディアのレンズとマイクを通じて「中国の声」を世界にくまなく伝えさせることは、世界により偽りなく、開放的で自信のある現代中国を世界に見届けさせることでもあるのだ。
(新華社より)
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