新華網北京3月17日 (新華社記者/韓潔、李汶羲、栄启涵)両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)は世界が中国を観察する窓口だ。「第13次5カ年」規画の始まり年にあたり、国内外の記者3200人以上が両会の報道に参加し、そのうち外国人記者は千人を上回り、それぞれ65の国と地域のメディア234社から来ているという。
「2千部以上の政府活動報告がすぐになくなった」中国の青写真が世界の眼差しをひきつける
今後の5年間が中国ひいては世界にとってどれほど重要か?それぞれの国と地域が派遣した膨大な数の取材陣を見れば分かるだろう。
「今年の日本人記者の数は去年の200人から272人に増え、イギリス人記者の数は、昨年の50余人から115人まで増えました。米国メディアは依然として約200人の取材陣を派遣し、フランス、ドイツメディアの派遣人数は50人を超えました……」と、両会プレスセンター・外国人記者グループのグループ長、唐鋭氏は記者に語った。
記者をレセプションすることを除き、プレスセンターの一つの重要な任務は、メディアに会議文書を発行することだ。毎年3月5日の全国人民代表大会の開幕前には、プレスセンターの職員が、人民大会堂二階南側エリアで外国人記者に多言語版の政府活動報告などの文書を発行している。
「今年は中国語、英語、フランス語、ロシア語、アラビア語、スペイン語、韓国語、日本語、ドイツ語などの9カ国語を含めた政府活動報告を用意しました。8時になって、時間通りに資料の配布を始めると、2000部余りがすぐになくなってしまいました。」と当日早朝から大会堂で忙しくしていた外国人記者グループの職員、励建平さんは語った。
ロシア・イタルタス通信の記者、アレクセイ(音訳)さんは、両会は中国の「第13次5 カ年」規画についてより理解する手助けをしてくれた、との見方を示している。