新華網北京2月19日 中国の楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)国務委員は18日、北京で訪中のオーストラリアのビショップ外相と会見し、双方が中豪の全面的な戦略パートナシップを発展させることについて意見を交換した。
南中国海問題に言及した際、楊潔チ国務委員は次のように強調した。南中国海諸島は古来中国の領土であり、中国には自国の領土主権と海洋権益を守る権力がある。中国側が関係南中国海島礁で建設を行うことは主に民事上の目的のためで、国際社会によりうまく公共サービス製品を提供するためだ。中国側が自国の領土で限られる防衛施設を配置することは軍事化と関係なく、国際法によって一つの主権国家に与えられた自衛権を履行することで、これは非常に自然なことで、完全に正当で合法的である。
楊潔チは次のように指摘した。オーストラリアは南中国海の当事国ではなく、南中国海の主権領土争議について、どちらか一方の側に付いたり支持したりしないという承諾を守り、地域の平和と安定、及び中豪関係を損なうことを一切しないべきだ。(翻訳 /薛天依)
(新華社より)
関連記事:
中国外交部、オーストラリアが南中国海問題で客観かつ公正な態度を取るべきだと表明