ロシアのノリリスクは人が住む町としては世界最北に位置し、北極圏の北400キロメートルにある。1年の2ヶ月が極夜で、年間平均気温はマイナス10度、最も寒い時でマイナス55度まで下がる。
ここは生活に適さない気候だが、豊富な鉱物資源があり、17万人が暮らす非常に裕福な都市である。しかし、工業の発達により環境汚染が進んでいる。
環境が悪化しても住民の生活への情熱は変わらず、屋内活動施設を多く作り、極寒の屋外で運動ができない残念な点を補っている。ロシア人写真家のエレナ チェルニショワさんは、数週間かけてノリリスクの住民の日常生活を記録し、『光と暗闇』として作品をまとめた。
(チャイナネット)
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