中国の伝統的な祝日・春節(旧正月、今年は2月8日)を前に、国家主席でもある中国共産党の習近平総書記は1月29日午後、北京の人民大会堂で各民主党派中央委員会、全国工商業連合会(工商連)、無党派人士の代表を招き、一堂に会して新春を祝いました。習主席は中国共産党中央委員会を代表して、各民主党派、工商連、無党派人士、そして立場を同じくする「統一戦線」の人々に対し、心からの新年の挨拶の言葉を述べました。
席上、習主席は重要な談話を発表し、その中で「2015年は、統一戦線と各党派間の協力が豊かな成果を収めた1年であった。各民主党派中央委員会、全国工商業連合会(工商連)、無党派人士の代表は『第13次五カ年計画』を巡って、経済や社会の発展や国家発展戦略の実施に関する意見やアドバイス140件を提出した。また、貧困撲滅活動に積極的に参加し、経済や社会の発展に重要な貢献をした」と述べました。
習主席は、また「2016年は、『第13次五カ年計画』が開始する年で、これからの5年間、すべての事業は、小康社会(いくらかゆとりのある社会)を全面的に実現するという目標に向けて進めていくべきだ。これを実現させるには、中国共産党がこの大きな船の船頭となることが重要であり、中国共産党と、広範にわたる統一戦線のメンバーが共に船を漕いでゆくことが最も重要である」と強調しました。
(中国国際放送局)
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