西アフリカ・ブルキナファソで昨夜起こったテロリストによるホテル襲撃事件を受けて、現地の治安部隊による人質救出作戦が実行されました。治安機関の16日の発表によりますと、作戦は完了し、人質126人が救出され、テロリスト3人が射殺されたとのことです。
また、別の情報によりますと、襲撃を受けた「スプレンディッド・ホテル」の近くにあるもう一軒のホテルも、テロリストに襲撃され、治安部隊が現場に向かったということです。
現在、首都ワガドゥグの主な病院では、40人以上の負傷者が手当を受けています。事件で少なくとも20人が死亡しました。
現地時間15日夜、高級ホテル「スプレンディッド・ホテル」がテロリストに占拠され、大勢が人質となりました。その後、治安部隊が駆けつけ、戦車と装甲車でホテルを包囲し、テロリストと交戦しました。救出作戦にはフランスやアメリカの特殊部隊も参加したということです。
今回の事件について、インターネットサイト「ジハード」上では、事件は国際テロ組織アルカイダ系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」によるものであると伝えています。