12月5日、中国の習近平主席は中国アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルク・サミットの全体会議に出席し、その会議を主宰した。新華社記者 姚大偉 撮
【新華社ヨハネスブルグ12月7日】4日から5日にかけて「黄金の街」と呼ばれるヨハネスブルグは中国・アフリカ協力の「黄金の瞬間」に立ち会った。中国・アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルグサミットがここで開催され、中国の習近平国家主席がアフリカ諸国や地域組織の指導者と共に一堂に会し、中国・アフリカ協力に関する大計を共に協議した。習近平主席はサミットの開会式の式辞で、対アフリカ援助の「10大協力計画」を発表し、サミットに出席した代表たちから強い共感を引き起こした。
「自信と希望をもたらす」
ドラミニ=ズマ・アフリカ連合(AU)委員長は新華社記者のインタビューに応じた際、「習主席が演説の中で列記した協力分野は、私たちの今後の協力の重点課題で、中国・アフリカ協力の潜在力は莫大」であり、中国との協力はアフリカ諸国のインフラ建設実施に対し、特に高速鉄道、高速道路、地域航空路線の3大ネットワークのアフリカへの建設援助といった面で「極めて重要」だ、と語った。
ベナン共和国のヤイ大統領は、中国はアフリカに「自信と希望をもたらし」、習近平主席はアフリカ諸国に総額600億ドルの資金援助を行うと発表し、中国の援助は「一時的」なものではなく、「今までずっとこうだった」と述べている。
ヤイ大統領はまた、「10大協力計画」はアフリカ・中国協力の各分野をカバーし、世界経済の減速という大きな環境のもと、中国はアフリカの発展を大いに支援することを依然として忘れず、アフリカに自信と希望をもたらしたと述べた。